出会いは1991年、ファンになったのは1997年、ファンクラブに入会したのは2007年と、もはや生活の一部になった我らがBUCK-TICKのアルバムを今現在の好きな順番で勝手にランク付けしてみる。
30周年目前だし。
1位
アトム 未来派 No.9

リリース: 2016年9月28日
最新作。
常に新しいものを出す、過去を否定していないのにこれができるというのがこの人たちの凄いところと感じる出来栄え。バラエティ豊かなのに一本芯が通ったというか、意外なほどコンセプチュアルなまとまった感じがします。近作ではかなりダークな部類に入るかな。
そして、いつも驚かされるけど、似たようなメロディというか過去曲の焼き直しような曲がBUCK-TICKってないんだよね。これがマジですごい!
2位
memento mori

リリース: 2009年2月18日
前作・前々作でコンセプトとして聴かせてくれたバンドサウンドとそれまでのBUCK-TICKの集大成的なアルバム。2000年代最後を飾るのにふさわしかった。今井さんも言っていたがずっとこのままでもいいのでは?と感じさせるほどの完成度。
しかし、BUCK-TICKは同じところにとどまらない!
3位
狂った太陽

リリース: 1991年2月21日
やっぱりこれが好き。
BUCK-TICKが別次元のレベルに到達した一枚。比留間さんという今井さんの頭の中を具現化できるエンジニアに出会ったのが大きかったのだろうと予測。あっちゃんの身内に起きた不幸も取り込み、曲・歌詞ともにさなぎから成虫へ、、、というより幼虫から成虫へ変化したような進化・変態を遂げたと思う。
4位
或いはアナーキー

リリース: 2014年6月4日
これだ!というパンチのきいた曲は正直ないと思う。ライブでどんどん進化していった印象で、最終日のNHKホールでは神がかっていたほどすごかった。それまで見たBUCK-TICKのライブで一番しびれた。観客みんなそう感じたようで、ファンは大人な人が多いのでいつもはアンコール後さらりと帰ってしまうのだけど、この日は立ち去らずにスタンディングオベーションが続いた。
形のないものというか表現できないものというか、言葉にする必要がないものというのを感じるアルバムです。考え出すと難しいアルバムだけど、ノリで突破できちゃう不思議。
5位
RAZZLE DAZZLE

リリース: 2010年10月13日
前作memento moriの出来栄えがあまりにもすさまじかったので、どうくるか?と期待していたら、こう来たか!という予想の斜め上にいった作品。音はペラペラ、メロディはポップ、ダンサブル。あっちゃんの歌がなかったら同じバンドとは思えないだろうけど、あっちゃんが歌えばすべてBUCK-TICKになるのだ。BUCK-TICKを聞いたことがない人でも聞きやすい曲が多いと思う。
6位
十三階は月光

リリース: 2005年4月5日
テーマはゴシック。
でも、安っぽい感じはしない真面目な非日常感を味合わせてくれる。子供のころのたそがれ時に感じた漠然とした不安とかそういうの。子供のころはマジで異人さんに連れていかれるの怖かったものね?俺は空耳で異人さんではなくニンジンさんと聞こえていて、のっぺらぼうなイメージでさらに怖かった記憶あり。
それはさておき、音数を減らし生なBUCK-TICKが見せてくれる現実感のない世界ってのを感じて、この年から年末の武道館に絶対に通うようになったし、ファンクラブに入ることを検討しはじめた、BUCK-TICKの深みへはまった一枚です。
7位
ONE LIFE,ONE DEATH

リリース: 2000年9月20日
久しぶりに発売された一枚。
たぶんBUCK-TICK史上一番待たされた思う。間にシングルを挟んでいたとはいえ、正直BUCK-TICKのことを忘れかけていて発売後しばらくして唯一レンタルで聴いたアルバム。久しぶりに素直なメロディの曲たちだったけど、今井ボーカルの狂気がそれと対比して一筋縄ではいかない感が表れている。クローン羊のドリーの成功により、一度生まれて一度死ぬに揺らぎが世の中の狂気とリンクしているように感じるが、そんな小難しいことは考えずに最後の2曲の単純な良さに酔いしれるのがよさそう。
※ちなみにレンタルで終わらずにちゃんとCDは後に買いました。
8位
Six/Nine

リリース: 1995年5月15日
BUCK-TICK最後のオリコン一位にして、最大の問題作。
これはキテマスネ。この作品でだいぶファンが離れたり、生涯離れがたくなったりしたらしい。このころはファンではなかったのでリアルタイムでは聞いていないが、シングルのパッケージにあったコブクロに何が入っているのだろう?と高校生の時に立ち寄ったCDショップの試聴コーナーで聴きながら思ったのだけは覚えている。ひところでいえば凄いアルバム。これをメジャーでやるかね?という感じ。BGMにはとてもならないアルバムで今井さんも正座して聞くようなアルバムと言っていたとかいないとか。
9位
夢見る宇宙

リリース: 2012年9月19日
震災直後のアルバム。
曲は粒だっているが、アルバムとしては何か物足りなさが残る。きっと震災による悲しみや遠慮が多少なりともあったためだろう。25周年に登場したアルバムなのでライブなどは相当盛り上がったが、何かこのアルバムを思い出すと寒さが残る。それは日比谷野外音楽堂やon PARADEの二日目の雨の記憶か、FishTank限定のLIVEで外に並んでいた時の記憶か、はたまた震災当日の寒い夜か。
10位
Mona Lisa OVERDRIVE

リリース: 2003年2月13日
攻撃色の赤。
バラードなしの外に向かって攻撃的なアルバム。当時、何をこれほど怒っていたのだろう?
楽曲としてはSSLほどマニアックにならず、デジタルとの融合ができた、デジタルBUCK-TICKの完成形という印象。ナカユビがLIVEで観たい!2012年の日比谷野外音楽堂で遅刻して見れなかったのは一生の不覚!
11位
天使のリボルバー

リリース: 2007年9月19日
ロケンロールがテーマ?
生演奏、バンド感がコンセプトというBUCK-TICKならではのテーマを掲げた今作。このタイミングで原点回帰でもなくバンド感をコンセプトにするB-Tはやはり不思議だ。まあ、Lucyが楽しかった影響ってだけかもしれませんけど。
曲はシンプルに良いので、当時は相当聞き込んだが、シンプルゆえに他に比べると奥が狭い感じで、今はこんな順位。でもLive映えする楽曲がそろっているので初心者にもおすすめ。
12位
極東 I LOVE YOU

リリース: 2002年3月6日
BUCK-TICKらしいそこはかとなくダサいタイトルのアルバム。
9.11やその他の世界情勢が感じられる、あっちゃんのテーマである、生と死、SEX、母、戦争をフルに感じるアルバムで今井曲の疾風のブレードランナーで始まる割に櫻井色が非常に強い。極東より愛をこめてはLIVE映え最高級のかっこよさ。
13位
殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits

リリース: 1992年3月21日
狂った太陽で脱皮したB-Tが、過去の楽曲をその時持てる最大の力でリアレンジ・再演したニューアルバムと称して問題ない作品。
シングルは、レコード会社の意向で、ほとんど変化せず、原曲を超えていないのが残念だが、それ以外はすべて最高。ただ、アルバムとしては音が少し小さいかな。2015年版惡の華のように手を入れれば化けそう。
14位
SEXY STREAM LINER

リリース: 1997年12月10日
ヴィジュアルブームの真っ只中にリリース。
しかしそんなブームはどこ吹く風、我関せずでシーンに直立していた印象。
このアルバムが発売されるちょっと前ぐらいにB-Tを聞き始めて、ファンにさせてくれた一枚。しかし、マニアックな音だよ、これ。BUCK-TICkのアルバムは狂った太陽以降はまったく古さを感じないが、この作品はいまだに時代が追い付いていない印象すらある。
15位
SEXUAL×××××!

リリース: 1987年11月21日
メジャー1枚目、通算2枚目。
かわいいアルバムです。でも、B-Tの自然に出てきてしまうポップセンス爆発で、他の人間が得ようともがいても得られないセンスが垣間見える作品。このセンスがなければ、この当時の演奏技術でデビューはさせないでしょう。見つけてデビューさせた人も半端ねぇ!と感じる一枚。
16位
悪の華

リリース: 1990年2月1日
いわずと知れた代表作。
とはいえ、さほど好きでなかったり。2015年版ではだいぶ良くなったので順位があがりましたが、あっちゃんのボーカルが楽曲と比してまだ力不足を感じます。今となっちゃ凄いボーカリストなのでこんなこと言うのは失礼ですが、この段階はメンバー全員成長中で、良い曲といまいちな曲の差が大きいのでアルバムとしての評価はこんなところです。
17位
darker than darkness -style 93-

リリース: 1993年6月23日
B-T実験中の一枚。
90年代のBUCK-TICKはいろいろ試したり取り入れたりしながら成長しています。この一枚もそんな中誕生した作品。作品としての完成度は高いものの今の作品群と比べるとこれぐらいの位置になってしまった。暗く重い、次の問題作への序曲といった印象です。こんな暗く重い作品が売れていたとは驚き!
18位
TABOO

リリース: 1989年1月18日
乾いた音が印象的な唯一異国で録音された作品。
この乾いた音が一曲目のICONOCLASMとぴったりで、音数も少なく、テンポも早くもないのに異常なまでの破壊的な印象を与える。B-Tが、というよりあっちゃんが暗さを隠さなくなった一枚で転機の一枚ともいえる。今でも演奏される名曲もあるが、アルバムとしての完成度はまだまだ稚拙。
19位
SEVENTH HEAVEN

リリース: 1988年6月21日
いまだにメンバーが愚痴るほどのあほみたいにめちゃくちゃなスケジュールで作った作品。
1枚目よりも完成度が低く感じるもののこのころから実験的な楽曲もあり、何かを生み出そうともぞもぞしている。やっつけに終わっても仕方のない作品ながら、抜群のポップセンスで駄作になっていないのが恐ろしいところ。
20位
HURRY UP MODE

リリース: 1987年4月1日
インディーズ時代の唯一のアルバム。
僕は後のリミックス版しか持っていませんが、独特のメロディセンスは確かなもので、不思議な心地よさと違和感を感じるのは今のB-Tと同じです。
それにしてもB-Tは成長したなぁ。いまは前人未到の地をただ進むのみ。
21位
COSMOS

リリース: 1996年6月21日
キャンディ、COSMOS、Ash-raなど名曲も多いが、今は一番聴かないアルバム。
その理由をいろいろ考えてみると、星野氏の楽曲でグッとくるのが何もないのが原因では?との考えに至った。今井さんと星野さんあってのB-T曲。たとえ2割程度しか作らない星野さんの楽曲でもなければそれすなわちB-Tではないのだ。
星野さんはジュピターの呪縛に縛られてた時期があったようで、それがこの頃なのかなぁと邪推。
ふう、長かったけど終わり。
こうして記事をみるとランキングが下のアルバムが駄作にように他人感じられてしまいそうなのが残念。B-Tに駄作は一枚もありませんよ。だから長年ファンをやってられるのだしね。
そして、最新系こそが至高!
2017年、2018年までのロードマップが提示された今、次はどんな作品を届けてくれるのか、楽しみで仕方がありません!
全てのアルバム画像の出典:BUCK-TICK
投稿者プロフィール

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- フェレット2本と猫1匹と共に生きる、ダラダラが身に染みて困った40過ぎ男
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とても良いランキングと解説ですね!
最近はAmazon music unlimitedにアルバムがほとんどあるので、久しぶりに聴きまくってます^ ^ 唯一無二ですねー